直前期を制するメンタル・テクニック 4

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　前回はマンション管理士・本試験の直前に、初回とな
る予想問題集を解き、

３度の得点率・９割台を叩き出しても驕ることなく、本
番に臨んでいった顛末を書き記しています。

　そして、当時の不動の境地だった理由は、最後に解い
た直前予想問題集の民法と会計の難易度が甘く、

宅建レベルの民法と、管理業務主任者に毛の生えた様な
仕訳であった経緯から、

「３度の９割台を叩き出しても、例年通りのマンション
管理士であれば、

 これらの数値から ７～８点 を引いた得点が、 今の私の
実力である」

と私の独学眼によって判別された経緯を挙げられます。

しかし、これほど高得点を連発していた事実から、 基本
～標準レベルの仕上がりには素直に納得しており、

　 今後は  「如何にして、 その基本～標準レベルの出題
の取りこぼしを予防していく独学で臨むのか」

というテーマが最大の焦点となっていきました。

　実際に １０月に突入し、　日増しにマンション管理士
本試験が迫り、

「どれほど勉強を重ねていっても、 結局は運による要素
の大きい国家資格なのでは ... 」

と底知れぬ不安を抱いている受験生が、 多数派であろう
と想定されます。

しかし、それでも、 基本～標準問題の取りこぼしを極力
防止できる堅実な独学で仕上げていけば、

　７割レベルの得点率に到達する結末は、 それほど過酷
な試験展開ではない経緯から、

以下次号